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1. 資金計画を立てる
自己資金やローンの借入可能額などを把握し、自分の資金計画をきっちり立てます。
住宅の購入は、資金計画で始まり、資金計画で終わる、と言っても過言ではありません。
自己資金をいくら用意するのか、ローンはいくらまでなら借入出来るのか、月々の返済額はいくらなら大丈夫か、長期の返済を継続できるか、将来出費がかさむ時期があるかどうかなど、一つ一つ把握していく事が大事です。また、住宅の購入には物件価格以外に諸費用が必要となります。
諸費用の合計は、物件価格の約7%~9%前後が目安となります。
リフォームやリノベーションをされる場合は別途工事費用が必要となります。諸費用
- 印紙税
- 登記費用
- 固定資産税
- 都市計画税
- 不動産取得税
- 登録免許税
- 火災保険料
- ローン事務手数料
- ローン保証費
- 仲介手数料
- 引越費用
諸費用の金額や支払時期などは、担当までお問合せください。
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2. 希望条件の整理
購入したい不動産の条件を整理します。
- 物件種別
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居住用であれば「一戸建て」・「マンション」、
投資用であれば「一戸建て」・「区分マンション」・「一棟アパート」・「一棟マンション」・「ビル」などあります。 - 新築住宅or中古住宅
- どちらも一長一短ございます。
- エリア
- 地域、路線、利用駅など。
- その他
- ・間取り・駅距離・日当り・ペットの可否・周辺環境・職場までの時間・住宅設備・駐車場の有無・駐輪場、バイク置場の有無・周辺環境・子供の学区・利回り
- 実際に色々と物件を見ていただき、条件を整理されるお客様も多いです。
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3. 物件を探す
インターネットや不動産会社からの紹介、住宅情報誌、チラシ・新聞広告などで情報を集めます。
- インターネット
- 不動産検索サイトや不動産会社のホームページなど。
- 不動産会社からの紹介
- お探ししている物件の条件を伝えておくと、情報が入った時に紹介してくれます。
- 住宅情報誌・チラシ・新聞広告
- インターネットとあわせて活用されると効果倍増です。
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インターネットで物件を探すのが主流となりましたが、諸事情によりインターネットに掲載できない物件も、多く流通しています。
弊社もインターネットに掲載できない物件を多数取り扱っておりますので、お声がけ下さい。
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4. 物件見学
興味のある物件、検討している物件などを実際に見学します。
情報収集した中で、興味のある物件があれば、積極的に見学しましょう。
物件資料だけでは分からない、物件の雰囲気や周辺環境を確認できます。見学時のチェックポイント
- 敷地(地形・境界標の有無・道路、隣地との高低差・電柱、マンホールの位置)
- 道路(公道、私道・幅員・舗装状態)
- 工作物(門、塀等の状況・傾き・安全性)
- 車庫(寸法・屋根の有無・出し入れ時の使い勝手)
- 建物外部(傷み具合・外壁塗装の状況・基礎等のひび割れ)
- 建物内部(間取り・日当り・眺望・劣化状況・雨漏り・シミ)
- その他(越境物・ゴミ置場・騒音・臭い・駅までの距離・スーパー、コンビニなどの商業施設・学校等教育施設・医療施設・保育園・公園・嫌悪施設)
物件見学ご希望のお客様
ご案内はいつでも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
ご指定場所まで社用車にてお迎えに上がります。 -
5. 購入申込 → 購入契約
物件が決まったら、購入申込を行います。その後、売買契約に進みます。
- 購入申込を行う
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購入申込書に購入条件を記載し、売主様に提示します。
売主様より承認を得られれば売買契約となります。
購入申込書には、売買価格、契約日、手付金額、引渡日、その他条件(ローン特約・設備補修)などを記載します。 - 重要事項説明
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宅地建物取引士より「重要事項説明書」の説明を行います。
重要事項説明書には、不動産の表示、売主の表示、法令上の制限、飲用水等の生活関連施設、その他の重要事項などが記載されています。
分からない点があれば、分かるようになるまで、必ず質問してください。 - 不動産売買契約
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不動産売買契約書の読み合わせを行います。
契約内容に問題が無ければ、契約書に署名押印、売主様へ手付金の支払をし、売買契約は終了となります。
不動産売買契約を締結しますと、以後は契約書の記載内容に基づいて権利や義務を履行することになります。 - 契約時に必要なもの
- ・身分証明書・印鑑・手付金・印紙代・仲介手数料半額
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6. ローン申込 → ローン契約
購入するために必要な住宅ローンの選択、借り入れの手続きを行います。
- ローン申込
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金融機関へローンの申し込みを行います。
融資条件は各機関によって異なりますが、借主様にとって一番条件のいい金融機関から借入されることをオススメします。
弊社から金融機関へ取り次ぐことも可能です。ローン申込時に必要なもの
・身分証明書・健康保険証・実印・収入証明書(源泉徴収票、課税証明書、確定申告書、決算書など)・住民票・印鑑証明書・返済予定表(借入がある場合)
- ローン契約(金銭消費貸借契約)
- 借入する金融機関を決めたら、ローン契約を行います。
- ローン契約時に必要なものは、ローン申込時に必要なものに加えて金銭消費貸借契約書に貼付する印紙が必要となります。
- 金融機関により必要なものが異なりますので、その都度ご案内いたします。
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弊社では、住宅ローンや事業用ローンにも力を入れております。
ローンが他行で通らなかった、勤続年数が短い、正社員ではない、自己資金がない、他に借入がある、俗にいうブラックだ、など不安がある方はぜひ一度ご相談ください。
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7. 決済(物件の引渡し)
物件残代金を支払い、所有権の移転登記や鍵の受取りを行い、引越しとなります。
- 決済前に行う物件立会
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物件引渡後のトラブルを防止するため、売主・買主双方で物件の確認します。
立会時のチェックポイント
- 隣接地境界標、境界線
- 契約で約束した状態になっているか
(設備の補修、残置物の撤去、越境の是正など) - 付帯設備の仕様確認
- 決済(物件の引渡し)
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売主・買主・司法書士・不動産会社の担当が金融機関などの決済を行う場所に集まります。
ここで所有権移転に必要な書類を取り交わし、物件の残代金を支払い、カギを受け取り、決済終了となります。
この時に諸費用の支払いもあります。諸費用の支払い一覧
- 固定資産税・都市計画税の清算金
- 管理費・修繕積立金の清算金
- 所有権移転登記費用
- 抵当権設定登記費用
- 所有権保存登記費用(新築物件の場合)
- 仲介手数料の残金
- 火災保険料(火災保険会社によっては後日)
- ローン事務手数料
- ローン保証料
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8. 引越し
家具、家電の搬入や各機関への届出をします。
引越しの準備は何かとやることが多いです。
何を、どこで、いつまでにやるかを把握していると引越しの準備をスムーズに進められます。引越し前のチェックリスト
- 住宅や駐車場の賃貸契約の解除
- 引越し業者選び
- 子供の転校届
- 電話・インターネットの住所変更
- 転出届・印鑑登録の廃止(他の市区町村へ引っ越す場合)
- 不用品の処分
- 電気・ガス・水道などの使用停止届と使用開始届
- 郵便物の転送手続き
引越し後のチェックリスト
- 電気・ガス・水道の使用確認
- 転入届・印鑑登録手続き
- 国民年金の登録住所変更
- 国民健康保険の加入手続き
- マイナンバーの住所変更
- 運転免許証の住所変更
- 自家用車の住所変更
- ペットの住所変更
- 子供の転入届
- 銀行・郵便局の口座住所変更
- クレジットカードの住所変更
- パスポートの住所変更
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1. 売却計画を立てる
売却の目的や理由を整理し、どれくらいの金額で売却できるかなど確認します。
売却の目的や理由を明確にし、自分の不動産がどれくらいで売れるのか、買主は見つかるのか、売却期間はどのくらいかかるのか、などを調べます。
- 売却の目的・理由
- 買換えであれば売却益を購入資金に充てる、資産整理であれば不要な不動産の整理、相続発生であれば財産分与などが目的となります。
- どれくらいの金額で売却できるか
- 近隣の成約事例などからアドバイスします。
どんな物件でも売却のお手伝いをさせていただきます。
お気軽に「キーボ」までお問い合わせください。 -
2. 売却費用を調べる
不動産の売却にも諸費用が必要となります。
- 仲介手数料
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売却が決定し、成約した場合にのみ、その取引額に応じてかかります。
媒介契約を結んだが、成約できずに売却を断念するなどの場合、仲介手数料はかかりません。
- 売買代金が200万円以下の金額
- → 売買代金の5%+消費税
- 売買代金が200万円を超え400万円以下の金額
- → 売買代金の4%+2万円+消費税
- 取引額が400万円を超える金額
- → 売買代金の3%+6万円+消費税
- 印紙税
- 不動産売買契約書に貼付する印紙が必要となります。
- 所得税、住民税
- 売却時の譲渡益に対し、課税されます。ただし、控除制度があります。
- その他諸費用など
- ・住所変更登記費用・抵当権抹消費用・ローン事務手数料・補修費用
- 引越し費用
- 諸費用の金額や支払時期などは、担当までお問合せください。
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3. 無料査定を依頼する
所有不動産がいくらで売れるのか査定します。
査定金額とは、売却可能だと予想される金額の事です。
お電話やメールでお問合せいただきましたら、スタッフが物件へ伺い、外観と内観を確認し、査定金額をお伝えします。
こちらの査定金額をベースに実際の売出価格を決めていきます。査定にあたり
- 建物の内見が出来ない
- 内見時間は早朝や夜遅くがいい
- 査定金額を当日だしてほしい
- カギを渡すから見てきてほしい
などありましたら柔軟に対応します。 何でもご相談ください。
無料査定依頼はこちらから » -
4. 売却依頼
売却の意思が固まったら、弊社と媒介契約を締結します。
媒介契約とは、所有不動産の売却を不動産会社に依頼する契約を結ぶことです。
3種類の媒介契約があります。- 専属専任媒介契約
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- 【売主(売却依頼者)】
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媒介を依頼できる不動産会社は1社だけになり、別の不動産会社に重複して依頼できません。
また、売主自らが買主を見つけたときでも、依頼した不動産会社を介して契約しなければなりません。 - 【不動産会社】
- 売却の依頼を受けた物件を、不動産指定流通機構(レインズ)に5日以内に登録し、業務処理状況(販売状況)を1週間に1回以上売主に報告しなければなりません。
- 専任媒介契約
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- 【売主(売却依頼者)】
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媒介を依頼できる不動産会社は1社だけになり、別の不動産会社に重複して依頼できません。
売主自らが買主を見つけたときは、不動産会社を通さず直接契約することができます。 - 【不動産会社】
- 売却の依頼を受けた物件を、不動産指定流通機構(レインズ)に7日以内に登録し、業務処理状況(販売状況)を2週間に1回以上売主に報告しなければなりません。
- 一般媒介契約
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- 【売主(売却依頼者)】
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複数の不動産会社に媒介契約を依頼することができます。
売主自らが買主を見つけたときは、不動産会社を通さず直接契約することができます。 - 【不動産会社】
- 売却の依頼を受けた物件を、不動産指定流通機構(レインズ)に登録したり、業務処理状況(販売状況)を報告する義務はありません。
- 媒介契約の更新
- 専属専任媒介と専任媒介の契約期間は3か月以内となっており、媒介契約を自動更新することは出来ません。
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5. 売却活動をする
媒介契約締結後、弊社スタッフが積極的に多種多様な媒体や手段を活用し、売却活動をいたします。
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- 不動産指定流通機構(レインズ)への登録
- レインズ会員の不動産会社が物件を紹介してくれるようになり、早期売却につながります。
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- 不動産検索サイトに物件掲載
- 弊社では、スーモ・ライフルホームズ・アットホーム・楽待・ストックフォーマーといった不動産検索サイト、また、自社ホームページに物件を掲載し、全国各地の物件をお探しされている方に情報が届くようにいたします。
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- SNS広告
- インスタグラム、フェイスブックなどをご利用されているお客様にお預かりした物件の紹介ページをお送りさせていただきます。
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- 弊社顧客へのアプローチ
- メール、電話、FAXなどで、弊社の顧客へ物件の紹介をいたします。
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- オープンハウス(現地販売会)、新聞折込チラシ、投函チラシ
- インターネットで不動産を探されない方や、不動産会社と付き合いが無く物件の紹介をされない方もおりますので、紙媒体での広告やオープンハウスも開催します。
諸事情により、広告は控えてほしいなどのご希望がある場合は、対応いたしますのでご相談ください。
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6. 売却契約
購入希望者が現れた場合、購入申込書を取得し、売買価格や引渡日などを確認します。
契約内容が確定した後、不動産売買契約を締結します。- 購入申込書確認
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売買価格、手付金額、引渡日、その他契約条件(設備の補修、権利関係の是正、残地の撤去、ローン特約)などを確認します。
売主・買主双方納得したら売買契約となります。 - 不動産売買契約
- 重要事項説明書や不動産売買契約書に署名押印、手付金受領、手付金の領収書発行にて契約終了です。
- 契約時に必要なもの
- ・身分証明書・印紙代・実印・印鑑証明書・登記済証または登記識別情報・仲介手数料半額・固定資産税納税通知書
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7. 引渡準備
契約内容に沿った状態で引渡しが出来るよう準備します。
引渡し前のチェックリスト
- 土地・建物の登記済証または登記識別情報の有無
紛失された場合は事前にお知らせください。 - 抵当権等抹消書類
抵当権者への返済と抹消書類の受領方法を金融機関に確認 - 測量、境界標の設置
実測売買等で測量が必要な場合、土地家屋調査士や測量士に依頼 - 補修工事、リフォーム工事
補修工事等の約束があるときは、その内容に沿った工事を実施 - 土地・建物書類の整理
建築確認申請時の書類、検査済証、土地測量図、設備取扱説明書など手元にある物件資料一式 - 残置物の撤去、処分
- 付帯設備の動作確認
- その他、契約で買主に約束している事項
- 引越し
- 登記費用、仲介手数料の金額や支払方法
- 土地・建物の登記済証または登記識別情報の有無
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8. 決済(物件の引渡し)
物件残代金を受け取り、抵当権の抹消登記や建物のカギをお渡し、終了となります。
- 決済前に行う物件立会
- 契約内容に沿った状態になっているか、買主様に確認してもらいます。 売主様は立ち会わず、弊社が代わりに立ち会う場合もあります。
- 決済(物件の引渡し)
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売主・買主・司法書士・不動産会社の担当が金融機関などの決済を行う場所に集まります。
ここで所有権移転や抵当権の抹消に必要な書類を取り交わし、物件の残代金を受け取り、建物のカギや領収書をお渡しし、決済終了となります。
受取る費用
- 物件残代金
- 固定資産税・都市計画税の清算金
- 管理費・修繕積立金の清算金
支払う費用
- 抵当権抹消費用
- 仲介手数料半額
- 決済時に必要なもの
-
- 登記済証または登記識別情報
- 実印・印鑑証明書・建物のカギ
- 預金通帳もしくはキャッシュカード(入金確認)
- 物件資料一式