土地家屋調査士の資格について
「土地家屋調査士」というお仕事をご存じでしょうか。
土地家屋調査士は、土地や建物などの不動産の測量と調査を行うプロフェッショナルです。
そこで今回は、土地家屋調査士の資格についてご紹介したいと思います。
▼土地家屋調査士の資格
土地家屋調査士は法務省が管轄している国家資格です。
試験の内容は筆記試験と口頭試験で、受験資格は特にありません。
土地家屋調査士試験に合格後には「土地家屋調査士会」へ入会します。
入会後は、土地家屋調査士名簿に登録する必要があります。
■免除制度
土地家屋調査士試験は、誰でも受けることができます。
筆記試験は午前と午後とありますが、前年度の試験で筆記試験に合格している方や測量士、測量士補、一、二級建築士の有資格者などは午前の筆記試験が免除されます。
免除されるためには、事前に申請する必要があります。
■活躍の場
土地家屋調査士の活躍の場は、土地家屋調査士事務所などの個人事務所や測量会社、土木建設会社や建設コンサルなどの建設業界などがあります。
それ以外には、独立して個人事務所を立ち上げる方法もあります。
▼土地家屋調査士の試験は難しい?
土地家屋調査士試験の合格率は8~9%ぐらいで比較的難易度の高い試験です。
しかし、最近では受験者数が減ってきているので合格率が上がってきています。
ただ、口頭試験はほぼ全員が合格します。
▼まとめ
今回は土地家屋調査士の資格についてご紹介しました。
土地家屋調査士は受験資格はないというものの、難易度の高い試験なので独学で勉強するのは難しいかもしれませんね。
この資格に興味のある方は、参考にしてみて下さいね。