土地家屋調査士と測量士の違いとは


土地家屋調査士と測量士の違いが分からないという方は、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
もしくは、どちらも土地の測量をするため、同じようなお仕事だと思われている方もいらっしゃるかもしれませんね。
そこで今回は、土地家屋調査士と測量士の違いについてご紹介したいと思います。

▼土地家屋調査士と測量士の違い
土地家屋調査士と測量士にはどういった違いがあるのか見ていきましょう。

■土地家屋調査士
先述した通り、土地家屋調査士は測量士と同じように測量を行います。
土地家屋調査士は法務省が管轄している国家資格で、土地の登記をすることを目的に測量を行っています。
逆に言うと、登記を目的としない測量はできないためトンネルやダム工事のための測量などもできません。

■測量士
測量士も測量を行いますが、測量をするだけが目的で登記を行うことはできません。
なので、土地文筆や農地転用などの為に測量してもらうことはできません。
測量士は国交省管轄の国家資格で、道路や橋、トンネル、ダムなどの公共物を建築するときに必要な測量を行うのが仕事です。
建築業界ではニーズの高い資格なのです。

▼収入が違う
土地家屋調査士と測量士は収入が違います。
土地家屋調査士の平均年収は400~800万円と、比較的高い傾向にあります。
測量士の平均年収は450万円で、一般的なサラリーマンと同じぐらいです。

▼まとめ
土地家屋調査士と測量士の違いについてご紹介しました。
明確な違いは「登記ができるかどうか」ということです。
違いが分からなかったという方は、是非参考にしてみて下さい。

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