建物解体の手順について
「所有する建物の方向性が決まらない」など、不動産のお悩みを抱えている方もいらっしゃるようです。
古家であれば、いつ売却できるか目途がつかず、不安になってしまいますよね。
今回は買手が見つかりやすい更地に向けて「建物解体の手順」について、簡単にご説明させていただきます。
▼建物解体の手順
①複数業者を選定する
30~40坪程度の家屋でも解体となると100万円前後の費用が一般的で、解体工事は専門の業者へ依頼するのが一番安心です。
解体費用を抑えるためにも複数の業者から見積もりを取得して、希望に沿った作業を行ってくれる業者を選定しましょう。
②工事前の準備
電気や水道といったインフラは工事後に使用しないので、基本的には着工の2日前には止めておきましょう。
また騒音やホコリが必ず発生するので、ご近所さんへ事前に工事の旨を伝えるためにご挨拶が必要です。
お菓子や洗剤など日用品を手土産に渡しておくと、トラブルを回避しやすくなります。
③工事後の建物滅失登記の処理
不動産登記法において解体などを行って建物が滅却した際、その所有者が行う手続きです。
手続きには、解体業者の証明書類が必須なので、工事業者から早めに取得しましょう。
また建物を取り壊した1ヶ月以内に手続きを怠ると、10万円以下の罰金を科せらる可能性もあるため注意が必要です。
▼まとめ
建物の解体の手順として「複数業者を選定する」「工事前の準備」「工事建物滅失登記の処理」の3つの段階を踏んでいきます。
どの段階も疎かにすると罰金や思わぬトラブルを招く可能性があるので、事前に確認することをお勧めします。
建物の解体など不動産でお困りごとがございましたら、ぜひ弊社へお問い合わせください。